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創意工夫の里山暮らし

村の人々が守る丹波の景観

一杯のお茶碗には、およそ4000粒のお米が入っているそうです。では、お茶碗一杯のお米を収穫するのに、種籾は何粒必要でしょうか。答えは、二粒。田んぼに含まれる豊かな栄養が、驚異の成長を支えています。

この環境を維持するために、村の人々は多くの手をかけて田畑を守っています。水路の管理、畦の草刈、里山の間伐。緑豊かな丹波の風景を見て「自然はいいですね」とよくいわれますが、それは単なる自然ではなく、人間との合作なのです。

でもこの人工の風景は、生命を宿しています。田んぼには5000種の生き物がいると言いますが、それも人が手を入れているからこそ。仮に丹波から農家がいなくなれば、田畑はほどなく「自然」のジャングルに還り、この生命のゆりかごは失われてしまうことでしょう。
 

わら一本まで活用する「もったいない」精神

晴れた日は田畑で働いていた農家さんが、雨の日には土間やひさしの下で縄やわら草履を作る。かつてよく見られた風景です。脱穀した後の藁は、こうして生活道具やときには紙に漉かれるなどして利用されました。モミガラは畑に帰し、精米で出た米ぬかは糠づけに利用する。すべての資源を利用して暮らしに生かす「もったいない精神」が宿っていたのです。
 

「ばっかり料理」にみるおばあちゃんの知恵

季節になると同じ野菜ばかりがたくさんとれる。それが旬というものです。昔の人はそれを活かす方法を知っていました。大根なら炊いて食べるだけではなく、漬け物にしたり、千切りにして干し大根にしたりと工夫して、保存したり味を変えたりして楽しんでいました。これを「ばっかり料理」と呼んだりもしますが、こうした姿勢は、食料自給率の低下を嘆きつつ、食品廃棄物を多量に出す現代の生活にあって、ぜひ見習いたいものです。