有機農家さん物語
丹波市で活躍する先輩有機農家をご紹介します。就農をお考えの皆様のご参考に活用ください。

台風で鶏舎が倒れていなかったら、高木力さん(57歳)の人生そのものが今とはずいぶん違ったものになっていたかもしれない。

神戸生協(現・コープ神戸)に勤めていた橋本慎司さん(47歳)が、市島町で新規就農したのは1989年(平成元年)、27歳のときだった。ブラジルで青春期を過ごし、英語が堪能で、世界の環境・農業関連の人脈も広くもつ異色の人材だ。

宮垣さん(61歳)は、稲作専業農家として耕作面積20ヘクタール。家族4人(奥さん、息子、娘婿)で、受託も含めると25haを耕作している。丹波市内では3指に入る規模だが、「北海道ではこれがノーマルな規模。50haないと大規模とはいえない」そうだ。

「本来、ラーメン屋などをやってる人じゃない」
市島町のある有機農家が、荒木さん(56歳)を評してそう言った。続いて、
「今日の市島の有機を育てた最大の功労者の一人なのだから・・・」と言った。
有機農業の世界には多種多様な人材が飛び込んでくる。谷水大祐さん(39歳)は、大学卒業後に某大手食品メーカーに就職したが2年4か月で辞めた。実家は神戸で茶・華道具の店を営む。
洋瓶さん(31歳)と暁子さん(34歳)は京都府出身。就農して6年目、ブルーベリーの観光農園に夢を描き、「有機の専業農家です」と胸をはる。
真黒に日焼けした井上陽平さん(33歳)は就農10年目(2009年現在)。芦屋生まれの都会育ち。若手の新規就農者七人で組織する「丹波みのりの会」のリーダーだ。
